TALKS

走りが一新!その2

先日のスポーツスター1200Sの続きです。

 

 実は当初、マフラーが前後独立したエキパイに社外のサイレンサー仕様でした。

音量はそこそこあったのですが、抜けがいまいちな感じがあり、

なおかつ、前後が完全に独立していたのでそれぞれの気筒ごとに排気が抑えられている状態です。 

キャブ、カム、等を変更したので、ノーマルと比べれば、凄くよくなっていたのですが、

マフラーも理想に近づければ、もっと良くなるはずなので、

試しにテスト用にストックしていたサンダーヘッダーマフラーを装着して見ました。

 

やっぱり!!!    さらに良くなりました!

前回がステージ1なら、マフラーだけでステージ2 達成です!!(←ぐらいな感じ)

 

そのぐらい走りが変わってしまったのです。。 

マフラーでこんなにも変化してしまうものなんですね!

わかっているつもりでしたが、再認識です。 。

   

 試しにお客さんに乗ってもらい感想を聞かせてもらうことに。

 

早速、道志みち(相模原と山中湖をつなぐ道)を往復してきたそうです。 

 ワイディングでの加速、フィーリング が素晴らしい。

高速道路での100k/mから1△0k/m(想像に任せます)までの加速が別物!

と感激しておりました。

 

 マフラーは予定に入っていなかったのですが、お買い上げ決定!毎度あり~!

 めでたし、めでたし、でございます。 

 

走りが一新!

 

今回のお客さんの要望は、もっとワクワクする加速と 楽しいツーリングも出来るようなセットアップが出来ないか?ということでした。

バイクは2001年式 スポーツスター1200S! もともと、走りに振った機種でツインプラグ、アジャスタブルの前後サスペンション、ダブルディスク、キャストホイールなど、装備も充実しています。

しかし、長年乗り続けているとだんだん慣れてきて、面白みが薄れてきてしまうこともあります。 

夏には北海道にツーリングに行く計画もあり、予算も限られており、走りを良くするのに提案したことは。 

キャブをケイヒンFCR。

カムをアンドリュースN2。

クロモリプッシュロッド。

カートリッジ式のフロントサスペンションをオーバーホール。

ダブルのフロントブレーキホースをステンメッシュ。

 この内容なら、お客さんの予算に収まりますし、ライトチューンで 夏のツーリングも安心です!

 

 結果は上々で、

カムプロフィールの変更&キャブの充填効率のアップで低速は犠牲にせずに加速でパワーがモリモリ!

エンジン回転を上げて行くとどこまでもパワーが出てくる様な感じになりました!!

フロントサスも動きがだいぶ軽快になり、しかし、踏ん張りも出て、良い感じ!

ブレーキはホースが変わっただけでも、タッチが良くなりました! 

まあ、定番のライトチューンではありますが、一緒にやると、違うバイクみたいな走りになりました。

今のバイクに飽きてきた方、限られた予算でもっと走りを良くしたい方、お勧めです!! 

ブレーキパッド

 お客さんのバイクでしばらくぶり(2~3年)に乗るために、車検整備をしています。

バッテリー交換、オイル交換、ガソリン交換、キャブ分解清掃等。 走っていないバイクだからこそダメになる部分があります。

そして、 ブレーキも使わないとダメになっていく部分で、マスターシリンダー&キャリパーの分解清掃が必要になることがあります。

今回はブレーキパッドもダメでした。

清掃まえの写真を見てください。右パットに隙間が 出来ています。

 

 その隙間にちょっと力を加えると、”パラリ”とサビとともに剥がれてしまいました。

怖っ! もし気づかずに、走っている時だったら。と考えると恐ろしいですね~!!

バイクの保管状況にもよると思うのですが、こういうケースもあるという事です。

 普段から走っているバイクはもちろんの事、乗っていないバイクもしっかりとした整備、点検、大事ですよ! 

 

この4速EVOはベースはFXWGなのですがフロントがナローフォーク化されていて、S&Sのキットでボアアップされています。

お客さんのご要望は街乗りを犠牲にせずに、高速での快適化を図りたいということでした。

ギア比での調整はすでにやってあった為、さらにステップアップということで、ミッション交換を行いました。

この年式に対応する5速キットで良い物がなかったので、リベラ製の6速&オープンKITを使用しました。

 

このキットの最大のメリットは、1次ドライブ側のオープンキットと6速ミッション本体とハイトルクスターターが一緒に交換なので、この年式前後でよくある互換性の心配がありません。

また、オールポリッシュ&クロームなので見た目も良いです!

 但し、オイルタンク、ステップボード等、取り付け位置に工夫は必要でしたが。

 

一緒に、前後ホイールをスポーツスター用の純正キャストに!

マフラーはツインカム用のサンダーヘッダーに交換!

 

ハイトルクスターターのおかげでエンジンのかかりもスムーズだし、発進時のフィーリングや街乗りでのトルク感を生かしたまま、高速道での快適性がうんと向上しました!!

オープンドライブもカッコイイです!! 

1971 Sportster 900 カスタム

スポーツスター900のフルカスタム車両が 一応かたちになりました!

後は登録を済まし、初期慣らしと調整セッティングで納車となります。

Sさま大変お待たせしてます。もう少しですよ!!

 

 

高年式車のチェーンドライブ化

カスタムスポーツスターの車検を取得するのに、チェーンドライブ仕様でいくので、動力伝達装置の変更届けが必要になります。

チェーンメーカーより強度証明をもらい、その強度、スプロケット径、等を計算式に当てはめて、ベルトと同程度の強度を満たしているかを証明すればOKです。 

事前に書類を陸運局に提出してOKが出れば持ち込みです。 

さあ、これで納車までもう少しだ! 

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